2006-02-05 未明の街 時が流れてく トクトクと ワッショイと 連なりながら ふふと、微笑みながら さっきまでいた君の吐息 一歩前の歩行の姿勢 通り過ぎた孤独な横顔 始発前の電飾の瞬き 思いだし笑いの笑窪後 階段を駆け降りた動悸 無駄なことも 大切なことも 死守することも 背中の辺りから みんな流れていく 時のゆりかご どこに消えていくんだろう 未明の新宿 はー っと 白い息を捕まえて 足下から生まれる 新しい時間を待っている