2005-11-19 ピンポンボール 先頭に立ち 朝焼けの中で旗を振る 紫の世界が 照れた五感を挑発する (ハッシン スルンダネ) 堆積した幾つもの地層から 昇華した魂は まるで ピンポンボールのようだった 数が増えるほど 楽しげに弾むけど 多くは恍惚として 戻らない (シカシ ミツケタネ) 太古の地層に紛れ込んだ 強かに鈍く輝く ピンポンボール それは まだぎこちないけれど 挑戦と ほとばしるイマジネーションが キボウという名の水で 研磨する (ブキ ト ナレ) 試される錬金術 いま シンパンの元に