ざらざらの感性が研がれている。 まさしく今、研がれている。 ぬらぬらと、むかむかと、 子どもを産む瞬間の、 恍惚に似たスリップ。 両性具有の人間になろうと思う。 あさましき性のうらら。 研がれている、研がれている、 冷えた下腿の、 しびれをけしてト…

モンゴルの夏の朝は 物悲しく、清冽だ。 一瞬で心の中に己を閉じこめてしまう そんな朝がいる。 見渡す限りの草原に立ち、草花を手折る。 自浄しようとする生命の香りが鼻先を通過する。 あの時。 たくましく、ゆるやかに、 そして己を見捨てず、 この世を渡…

私は大衆だ。 一般愚民だ。 流れにまんまと乗っかる、 不束者だ。 乗せられた思考の矛先は、 情緒に流され、 行き場を失った。 私は大衆で、 一般愚民なのだ。

テーマが私を支配している 詳細事項は明記されないままだ 頼りないエネルギーに 戸惑い 吸い寄せられたのは、 綿埃のような浅知恵だ それでも知恵と呼べるのを選別し この指先に移行して、 詳細なテーマの決定を書き込む しかし指先の末梢神経は 見当違いの…

君が笑う。 扉を少しだけ開けて 笑っている。 試してはいけません あどけない顔をして 君が笑う。 手を後ろに回して 笑っている。 侮ってはいけません へたな演技者になる

光が見えるよ 薄ぼんやりとはっきりしない、 狐火のような 暗やみの消し忘れテレビのような ジルジルとしてはいるけれど それでも光りは見える 光の向こうにいるのは挑発してる君だ トレーラーの中で手を振る君だ たっぷりと言葉をため込み、 選択された君が…

拘束された日常で 燃えかすのような口笛を ソラに飛ばす たった２秒の口笛が ソラに離れていく

グニグニしてる モワモワしてる あ、 モヤモヤ病 でも、違う モヤモヤではなく モワモワグニグニ その連続だ

上空がウネッテイル 暴風雨が心のスキマに共鳴スル卑しくもタノシイ風の音

bodaです。 はじめまして。 これから、何を書こうか、考えています。 出来るだけ、素直に、心のままに、私を伝えていきたいと思います。 詩を書くことが好きです。 でも、かなり分かりにくいと不評です。 写真を撮ることが好きです。 絵を描くことも好きです…