モンゴルの夏の朝は 物悲しく、清冽だ。 一瞬で心の中に己を閉じこめてしまう そんな朝がいる。 見渡す限りの草原に立ち、草花を手折る。 自浄しようとする生命の香りが鼻先を通過する。 あの時。 たくましく、ゆるやかに、 そして己を見捨てず、 この世を渡…
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